ホーム

--:--

K-Study TimesK-Study Timesby GEA
セクションに戻る

ハングル公布580周年、世宗が新しい文字を作った理由は日々の暮らしにあった

王族はハングルで手紙をやり取りし、両班の女性は不当な扱いを受けた事情を文章で訴えた。品物には数量と持ち主の名前が記されていた。国立ハングル博物館が紹介する古い記録の中で、ハングルは人々の必要に応じて使われた生活の文字であった。韓国語を学ぶ人が初めて自分の考えを書き記して伝えることも、この歴史を理解する出発点となり得る。

要点

  • 王族はハングルで手紙をやり取りし、両班の女性は不当な扱いを受けた事情を文章で訴えた。
  • 品物には数量と所有者の名前が記されていた。

王族はハングルで手紙をやり取りし、両班の女性は不当な扱いを受けた事情を文章で訴えた。品物には数量と所有者の名前が記されていた。国立ハングル博物館が紹介する古い記録の中で、ハングルは人々の必要に応じて使われた生活の文字であった。韓国語を学ぶ人が初めて自分の考えを書き記して伝えることも、この歴史を理解する出発点となり得る。 国立ハングル博物館 展示解説

2026年10月9日は、訓民正音の公布580周年を記念するハングルの日である。今年は、「ガギャの日」という名称でハングルの日を初めて記念してから100年になる年でもある。新しい文字が作られた15世紀と、その文字を守ろうとした20世紀。 この二つの時代をつなぐ問いは、誰が自分の言葉を文字として残し、他人の文章を読むことができたのか、ということだ。国立ハングル博物館の2026年企画記事

話すことはできても、自分の思いを書き表すのが難しかった人々

韓国語はハングルが作られる前から使われていた。当時の文字生活は漢字を中心に成り立っており、漢字を応用して韓国語を表す方法もあった。漢字を学ぶのが難しい人々にとっては、言葉と文字の間に高い壁が残っていた。

世宗はまさにこの隔たりに注目した。『訓民正音』の序文で明らかにされた新しい文字の目的は、民衆が自分の思いを文字で伝え、日常生活で便利に使えるようにすることにあった。 今日、ハングルを初めて学ぶ人が目にする文字には、最初から「誰が使えるのか」という問題が込められていたわけだ。国立ハングル博物館の創製背景解説

ハングルは、手紙や生活記録にとどまらず、知識を伝えるためにも用いられた。創製初期には仏教経典を、その後は儒教経典をハングルに翻訳し、16世紀末の壬辰倭乱以降は、飢餓や病気に対処するための知識、武芸や制度・法律に関する情報もハングルで普及した。「どのような文字が読めるか」ということは、生活に必要な情報を得ることと結びついていた。 国立ハングル博物館 展示解説「簡単に学ぶ」

1443年に作られたのに、なぜ今年が580周年なのか

ハングルの歴史で頻繁に目にする1443年と1446年には、互いに異なる記録がある。 『世宗実録』の1443年旧暦12月の記事には、世宗が28文字を作り、「訓民正音」と呼んだと記されている。 1446年旧暦9月の記事には、『訓民正音』が完成したという記録と、新しい文字を作った目的が記されている。

『訓民正音』は文字の名前であると同時に、その文字を解説した書のタイトルでもある。国立ハングル博物館は、1446年を新しい文字の目的と原理を明らかにした書が作成された年として説明している。今日、「公布580周年」という記念年は、この1446年を基準に数えられている。創製記録と記念年が食い違っているように見える理由はここにある。

文字を記念する日も人々が作った

ハングルの日が最初から10月9日だったわけではない。1926年11月4日、朝鮮語研究会が中心となり、訓民正音の公布480周年を「ガギャの日」として記念した。日本統治時代に、韓国語と文字を守り、民族精神を高めようという趣旨だった。今年、共に振り返る100年は、このように始まった。 国立ハングル博物館「ガギャの日100周年」

記念日を定める際にも、古い記録が手がかりとなった。当初は『世宗実録』の1446年旧暦9月の記録をもとに日付が定められた。 その後、『訓民正音』解例本において、鄭麟趾の序文の日付が旧暦9月上旬であることが確認され、記念日を前倒しした。現在の10月9日は、その過程を経て定められた日付である。現在、ハングルの日はハングルの公布と世宗の功績を称える国民の祝日となっている。 国立国語院「ハングルの日」、行政安全部 祝日案内

手紙では安否を伝え、嘆願書では不当な扱いを受けた事情を説明し、生活用品には持ち主の名前を残した。ハングルの歴史は、このように人々が文字を使って何をしようとしたかを示している。公布580周年と「ガギャの日」100周年が重なる今年、ハングルの日に共に振り返るべきは、文字が作られた過程と、その文字を自らの生活に取り入れた人々の記録である。

コメント

コメントするにはログインしてください。

ログイン後、このページのコメント位置に戻ります。

ログイン

まだコメントはありません。

関連記事

  1. 特集
  2. 特集
  3. 特集
  4. 特集
  5. 特集
  6. 特集
タグ
出典・参考資料

イ・チャンジュ記者 · lcj3117@gea.sc.kr

※ あなたの情報提供がK-Study Timesの記事になります。 lcj3117@gea.sc.kr

[著作権 ⓒ K-Study Times。無断転載・再配布を禁じます。]